神戸市中央区の歯科口腔外科一覧です

神戸市中央区はこんな町

神戸市中央区(こうべし ちゅうおうく)は、兵庫県神戸市の中心部に位置する行政区で、神戸市の行政・経済・文化の中枢を担うエリアです。1995年に旧葺合区と旧生田区が統合されて誕生しました。区の面積は約28平方キロメートル、人口は約14万人(2024年時点)で、神戸市の顔とも言える多彩な都市機能が集まっています。

区内には、神戸市役所や県庁、裁判所などの行政機関が集まる一方で、三宮・元町エリアには大規模な商業施設や百貨店、ファッションビル、飲食店などが立ち並び、昼夜問わずにぎわいを見せています。三宮駅はJR・阪急・阪神・地下鉄・ポートライナーの5路線が乗り入れる交通の要衝で、大阪方面へのアクセスも非常に便利です。

また、港町神戸の玄関口として知られる「神戸港」も中央区にあり、メリケンパークやハーバーランドといった観光スポットが集積。神戸ポートタワーや海洋博物館、観光船ターミナルなどもこの地区にあります。さらに、外国文化を色濃く残す旧居留地や北野異人館街、中華街(南京町)もあり、神戸らしい国際色豊かな街並みが広がっています。

文化・芸術の拠点としても充実しており、神戸文化ホール、兵庫県立美術館(所在地は灘区境界付近)、KIITO(デザイン・クリエイティブセンター神戸)などが立地。コンベンション施設としては神戸国際会議場や神戸国際展示場もあり、国内外からのビジネス来訪者も多い地域です。

住宅地も山手や港周辺に整備されており、都市生活と海・山の自然が共存する魅力的なライフスタイルを提供しています。神戸のシンボルとも言える中央区は、住む・働く・訪れるすべての面でバランスのとれた魅力的なエリアです。

歯科口腔外科とは

歯科口腔外科とは、歯や歯ぐきだけでなく、口の中、顎、顔面、そしてその周辺組織に関わる外科的処置を専門とする歯科の一分野です。むし歯や歯周病の治療では対応できない複雑な症状や外科的な問題に対し、診断と手術的治療を行います。

代表的な診療内容には、親知らず(智歯)の抜歯、顎関節症の治療、口内炎やできものの検査、口腔がんの早期発見と治療、事故やスポーツによる顔や顎の外傷の処置、歯の外傷、インプラント手術、唾液腺疾患などがあります。これらは一般の歯科では扱いきれないケースが多く、専門性の高い診療が求められます。

また、歯科口腔外科では全身疾患を持つ患者や高齢者への対応も重視されており、内科や外科など他診療科との連携が不可欠です。糖尿病、心疾患、出血傾向などを持つ患者の歯科治療も、安全な環境で行えるよう配慮されています。

さらに、口腔外科では局所麻酔だけでなく、静脈内鎮静法や全身麻酔を用いた処置にも対応しており、大学病院や総合病院の歯科口腔外科では、より高度で専門的な手術が行われています。口腔の健康は全身の健康とも深く関係しているため、口腔外科の果たす役割はますます重要となっています。