神戸市西区の歯科口腔外科一覧です

神戸市西区はこんな町

神戸市西区(こうべし にしく)は、兵庫県神戸市の西部に位置する行政区で、1973年に設置されました。神戸市内で2番目に広い面積(約138平方キロメートル)を有し、区名の通り神戸市の西端にあります。区の大部分は内陸部にあり、瀬戸内海に面していない唯一の区です。丘陵地や田園が広がる自然豊かな地域と、住宅地や商業施設が整備された都市的な地域が共存しています。

住宅地としては、神戸市中心部へのアクセスの良さから、1970年代以降に開発された「西神ニュータウン」が有名です。西神中央駅周辺には、市営地下鉄西神・山手線が通っており、神戸市の中心市街地(三宮など)へ直結しているため、通勤・通学にも便利な立地です。また、西神中央には神戸市西区役所、商業施設、西神オリエンタルホテル、神戸市立西図書館などが集まっており、地域の中心地として機能しています。

一方、区の北部や西部には農業地帯が広がり、米、野菜、果物の栽培が盛んです。特に「神戸ワイン」の原料となるブドウの産地としても知られています。さらに、学園都市や神戸市外国語大学などの教育・研究機関も立地し、文教都市としての側面も持ち合わせています。

区内には緑豊かな公園も多く、「神戸総合運動公園」や「農業公園(神戸ワイナリー)」など、家族連れで楽しめるレジャースポットも点在しています。自然と都市、教育、農業がバランスよく融合したまち、それが神戸市西区です。

歯科口腔外科とは

歯科口腔外科とは、歯や歯ぐきだけでなく、口の中、顎、顔面、そしてその周辺組織に関わる外科的処置を専門とする歯科の一分野です。むし歯や歯周病の治療では対応できない複雑な症状や外科的な問題に対し、診断と手術的治療を行います。

代表的な診療内容には、親知らず(智歯)の抜歯、顎関節症の治療、口内炎やできものの検査、口腔がんの早期発見と治療、事故やスポーツによる顔や顎の外傷の処置、歯の外傷、インプラント手術、唾液腺疾患などがあります。これらは一般の歯科では扱いきれないケースが多く、専門性の高い診療が求められます。

また、歯科口腔外科では全身疾患を持つ患者や高齢者への対応も重視されており、内科や外科など他診療科との連携が不可欠です。糖尿病、心疾患、出血傾向などを持つ患者の歯科治療も、安全な環境で行えるよう配慮されています。

さらに、口腔外科では局所麻酔だけでなく、静脈内鎮静法や全身麻酔を用いた処置にも対応しており、大学病院や総合病院の歯科口腔外科では、より高度で専門的な手術が行われています。口腔の健康は全身の健康とも深く関係しているため、口腔外科の果たす役割はますます重要となっています。