歯科医師の感じている、患者の気になること3選【ミニコラム】

こんにちは。
ヘルボーの今泉です。

今回も興味深い記事を発見しました。
その名も「診察時に、患者のどのようなことが気になりますか?」という質問に、歯科医師が回答しています。
私たちが、クリニックを調べることはありますが、歯医者さんは実際何を見ているのでしょうか?

 

ひとつめは、キャンセルと遅刻

大変初歩的な話し。
遅刻や直前のキャンセルは困る、といった具合でしょうか。

まずは、時間を守って通院しましょう。
これは、クリニックとの約束事かもしれませんね。

一昔前は、病院は待つものといった具合で予約の時間関係なく、30分とか60分とか待つことも多くありました。
現在はその風潮も改善してきています。
中には、オンライン予約で順番が近くなったら教えてくれたり、待合室もそれほど席数がなかったり、子どもが遊べるところがあったりと、工夫されていますね。

診察時間にスムーズに治療を受けられるようにしていきましょう。
そうは言っても、治療によっては時間が予想以上にかかってしまうことは当然あります。
お互い様な範囲で、クリニックとのお付き合いができたらいいですね。

 

ふたつめは、患者の自己判断

今はネット社会です。
調べれば、体調が悪くなった原因やその候補は沢山出てきます。

それでも、そこは素人とプロの違い。
ご自身の意見を伝えるのはとても大事ですが、その思い込みが激しいのは気を付けましょう。

日々の生活の様子や、痛みなどは患者である私たちしか知りません。
それを伝えていくことは大事ですが、その判断を押し付けてしまうのは間違い。

最初の遅刻やキャンセルもそうですが、こちらの理由も患者と医師の信頼関係に影響を与えそうですね。
私たちが医者の態度や説明具合を見るように、私たちも気持ちよく治療をしていただけるよう、良い関係性を目指したいですね。

 

みっつめは、歯磨きが雑

歯医者に行くときは、マナーとして歯磨きをしていくもの。
私も歯医者に行くときは、歯磨きをし、餃子など口臭の原因になるものは避けるなどをしていました。

逆の立場だったら当然ですよね。
ただ、これは気を付けているけど、知らずうちにそうなってしまっているパターンもあるはず。
というのも、もとの歯磨きの習慣ができていない可能性が…
だから、歯医者で治療が必要な場合も多いですよね。

結構大事だと思うのが、歯磨きがながら磨きになっていないかということ。
一定の時間はやっているんですが、同じところばかり磨いてませんか?

せっかくプロに相談しているので、雑な歯磨きを改善できるよう頑張っていきましょう。

 

頻繁にキャンセル・遅刻する 67.6%
患者の自己判断、思い込みが激しい 60歯磨きが雑
磨きが雑 56.1%

 

その他には「口臭」や「治療代に文句」もあり

歯磨きの雑さはもしかしたら、なかなか歯磨きの質が治らないということも含むのかもしれませんね。
その点、口臭は施術者に直接影響を与えます。

実は、私も看護師として口腔ケアやマッサージ、口腔内の治療に関わったことがあります。
患者の中には、口臭が強い方もいらっしゃったのは今でも記憶にあります。
その原因は直前の食生活とかもありますが、喫煙や口腔内の不衛生、体調の具合などいろいろな要素があります。
仕方ないとは思いながらも辛いですね。

色々な理由がありましたが、治療が進むにつれて、口腔内の衛生状態が改善していくのは治療する側も大変うれしいことです。
治療代の文句については、もしかしたら事前の説明が不足していたり、患者側としても質問できなかったり、治療結果に納得がいかなかったりというようなコミュニケーションの問題もあるのかもしれませんね。

 

最後に

全体としては、治療に関わることよりも信頼関係に関わることが多かったように思います。
「口腔内のケアをしてくれる、させていただいている」
この関係があっての、効果的な治療なのかもしれません。

患者側が医者を機械のように扱ってもいけませんし、医師側も患者が言いなりという関係でもいけませんね。
お互いをリスペクトしながら、笑顔がさらに美しくなるスマイルライフを目指していきましょう。